「うわぁー、遅刻しちゃう!」
寝坊したまりんは、近道をしようといつもとは違う細い路地を駆け抜けた。
すると、強い光が差し、目の前には壮大なひまわり畑が広がっていた。
「わぁ~、綺麗なひまわり畑。
えっ、でもこんな場所があったの?」
『ま、、待って………。私、宙に浮いている……』
足元を見ると、綺麗な水面に立っているのに、まるでそんな感覚はない。
10秒ほどの出来事だった。
まりんは、幻想的な世界へ一瞬迷い込んだのだ。
強い風が吹き、目を開くと学校が見えてきた。
まりんは教室の窓から空を見上げ、
『あの一瞬の出来事はなんだったんだろう…』
そんな まりんを遠くから見つめるクラスメートがいた。
To Be Continued
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